【ニシキヘビ逃走】毒は本当にない?種類は何?飼育方法など調査!

2021年5月6日、「仕事から帰ったらニシキヘビがいなくなっていた。」と通報があり話題になっています。

ニシキヘビを自宅でペットとして飼っていたようですが、大切なペットがいなくなり早く見つかればいいと願いつつ、ニシキヘビってペットとして飼えるんだ!

と興味をお持ちになった方もいるのでは?

また、ヘビって猛毒をもっているという先入観もあったのですが、逃走したニシキヘビには毒があるのか?ということも含めて調べてみました!

今回の目次です!

  • ニシキヘビには毒がある?
  • 逃走したニシキヘビの種類は?特定動物?
  • ニシキヘビの飼育方法は?
  • ニシキヘビ逃走に通報を受け世間の声は?

それでは本題に入ります!

ニシキヘビには毒がある?

逃げたニシキヘビは毒をもっていないが、人に巻きつくおそれがあり、付近小学校では職員が通学路の見回りに行った。引用:Yahoo!ニュース

今回の通報で逃げたニシキヘビに毒はないそうです。

しかし、人に巻きついてしまうそうなので、窒息させる危険性があり、警戒しなければいけませんね。

ちなみに、日本にいる代表的な毒蛇を3種類ご紹介しますね。

日本の毒蛇①ニホンマムシ

ニホンマムシが住んでいるところは、北海道、本州、四国、九州です。

  • 体長:約40〜65cm
  • 特徴:頭の先端が三角に尖っている。猫のような縦長の瞳孔をしている・小銭を貼り付けたような、茶褐色の丸い模様をしていて、銭形模様と呼ばれます。
  • 咬まれやすい場所:水辺周辺、草地、藪など。カエルが好き。日本国内で毒蛇に咬まれて亡くなるケースは、マムシがほとんどです。
ヒロコ
夜行性なのに、日光浴もするので日中に出ているときもあります!

日本の毒蛇②ヤマカガシ

ヤマカガシが住んでいるところは、本州、四国、九州です。

  • 全長:約60〜150㎝
  • 特徴:ニホンマムシのように三角の頭ではなくて、丸い形をしています。マムシとは違い、丸い動向をしていて、とてもかわいい顔をしています。
  • 咬まれやすい場所:水辺周辺の草地や藪。カエルが好きでオタマジャクシなども食べている毒蛇です。
ヒロコ
すごく愛嬌のある顔をしていますが、そんなヤマカガシの毒性は極めて強く、毒には血液凝固作用があって、血管内で血栓を形成したりして危険です!可愛い蛇を見つけたら気をつけましょう!

日本の毒蛇③ハブ

ハブは奄美諸島、沖縄諸島にいます。

  • 特徴:マムシを同じく、猫のような縦長の動向をしていて、鼻先が尖った三角形をしています。
  • 全長:100〜200㎝
  • 咬まれやすい場所:平地から山地の森林や草地、水辺、農地に生息しています。ネズミが好き。ニホンマムシよりも毒性が強く、患部の腫脹、筋肉の壊死を引き起こしたり、腎機能障害などにもおよび、後遺症にも繋がります。基本的には夜生活していて、昼間は穴の中や草地でおやすみしています。
ヒロコ
ハブはサトウキビ畑にも出現し、甚大な被害を引き起こします!
以上、毒性がある日本の3種類の蛇をご紹介しました。
繰り返しますが、今回逃走したニシキヘビには毒はありません。
どの蛇も臆病なので、自分から襲ってくることはありません。
咬まれてしまったり、攻撃してくるのは、人間が間違えて踏んでしまったり、ちょっかいを出すからです。
子供は好奇心で蛇を見つけたらちょっかいを出すケースも考えられるので、逃走中のニシキヘビを見つけたら、近づかないで大人にそうっと教えることを伝えておいた方がいいですね!

逃走したニシキヘビの種類は?

警察によりますと、逃げ出したのは横浜市戸塚区名瀬町のアパートでペットとして飼育されていた、体調およそ3.5メートル、重さ10キロの黄色の「アミメニシキヘビ」で、7日朝から近くの山などを警察官10人余りで捜索しています。引用:NHK

今回逃走したニシキヘビは、アミノニシキヘビだということがわかりました!

ニシキヘビには、インドニシキヘビ、アミメニシキヘビ、アフリカニシキヘビの3種で、この3種は特定動物に指定されています。特定動物ということは、都道府県知事または、政令指定都市の長の許可を受けなければならないようです。

今回逃走してしまったニシキヘビはアミノニシキヘビということですが、Twitterの情報によると、特定動物として許可を得て飼育していたそうですね。

ニシキヘビの飼育方法は?

ニシキヘビに限定した飼育方法は情報がなく、「蛇の飼い方」という記事からまとめてみますね。

  • 蛇の寿命:短いもので10年前後、ニシキヘビは25年〜30年と非常に長いです!
  • 蛇のエサ:冷凍のマウスとか冷凍のひよこやウズラなどがあるそうです。
  • 蛇の性格:臆病でデリケート、すぐに人になつくことはないようで、焦らずゆっくり飼育することが大切なようです。
  • 気をつけること:変温動物なので、気温の変化に体温がついていけなく、湿度や温度の管理に気をつけることが大切なようです。脱皮不全に気をつけることで病気を防ぐことができるようですね。

ニシキヘビ逃走の通報を受け世間の声は?

逃走したニシキヘビも、人も無事であることを願うばかりですね。

まとめ

ペットとして飼育していたニシキヘビはアミメニシキヘビという特定動物だということがわかりました。

毒性はありませんが、人の巻きつく危険があるので注意が必要です。

事故が起こる前に安全に捕獲できることを心から祈っています。

今回の記事はここまでとなります。

最後までお読みいただきありがとうございました!