コカ・コーラ福祉基金のLINEのURLはスパムで詐欺?開いたらどうなる?

この頃、『コカ・コーラ福祉基金』のLINEが出回っているようで、URLをクリックして良いのか、疑問に思っている方が多いようです。

LINEで出回っている『コカ・コーラ福祉基金』のURLはスパムや詐欺なのか、安全性に関する情報をまとめてみました。

コカ・コーラ福祉基金のLINEのURLはスパム?詐欺?

LINEで出回っている『コカ・コーラ福祉基金』のURLですが結論からお伝えすると、スパムや詐欺の可能性がありますので、安全ではありません!

スパムとは?

セキュリティ用語としての「スパム」は「迷惑な行為」という意味です。

ひと昔前はスパムメールといって、出会い系やギャンブルの案内や、芸能人を装ったメールを送りつけ、メール内のURLから別のサイトへ誘導させたり、アプリをダウンロードさせようとするものなど、さまざまなパターンがありました。

 

スパムメールを受け取った時には、誘導先のWebサイトで「情報を入力する」「ソフトをダウンロードする」「アプリ連携を許可する」などのアクションを起こしてはいけません。

『コカ・コーラ福祉基金』のLINEを受け取ったらどうすれば良い?

今回の『コカ・コーラ福祉基金』のURLを受け取ってしまった場合は他の人にURLを回すのは言語道断ですのでやめましょう!

そして

  • URLをクリックするなどアクションを起こさない
  • 送ってきた人が友人や家族であれば、間違ってURLをクリックしないためにもメッセージの取り消しをしてもらう
  • 家族でこう言った詐欺に引っかかりそうな人がいるならば事前に連絡しておく

というようにすれば大丈夫でしょう。

 

今回のLINEで回っている『コカ・コーラ福祉基金』のURLをクリックするだけでもアウトという方もいます。

ですが、Fujitsuのサイトでは

フィッシング詐欺メールのURLをクリックしてしまっても、それだけでは情報が盗まれることはありません。開いたWebページで個人情報を入力さえしなければよいので、もし間違ってクリックしても慌てずに、すぐそのWebページを閉じれば大丈夫です。

と書かれています。

コカ・コーラ福祉基金のLINEのURLを開いたらどうなる?

LINEで出回っている『コカ・コーラ福祉基金』のURLを開いてしまったらどうなるのでしょうか?

 

Yahooの知恵袋に寄せられた情報では

URLのサイト内で、勝利クイズに答えてiPhone12がもらえる権利を獲得しましたと出るページが出てきます。そこに電話すると、全部で15問のクイズを電話内でやるんですが、勝手に国際通話に繋がり、30秒200円程の通話料がかかります。ナウル共和国というところに繋がるので注意した方がいいです。ちなみに、私は30分電話して国際通話料12000円程かかりました

という情報がありました。

 

また

なんか2択クイズ?みたいなのが出てきて、進んでいくと情報入力するところが出てきてそれに情報入れちゃうと全部抜き取られちゃう見たいです

という情報も。

住所やクレジットカードの情報を入力させて情報を闇市場で取引するのは『フィッシング詐欺』と呼ばれます。

 

この『コカ・コーラ福祉基金』による実際の被害の情報を調べてみましたが、現状では1つしか見つかっていません。

知恵袋は匿名の情報なので、信憑性が高いわけではありませんが、嘘の情報を流すメリットもあまりないので信じても良いでしょう。

 

国際電話詐欺の被害

国際通話といえば、「国際電話詐欺」といって折り返しの電話を狙った国際電話からのワン切りによる詐欺も存在しています。

こういった電話は「+」のついた電話番号からかかって来ていて、見慣れない番号だと不審に思えば気付くことができるのですが、もし迂闊に折り返しで電話してしまうと、高額な国際通話料を請求されたり、

  • 何度も国際ワン切り電話がかかって来る
  • 「詐欺に引っかかりやすい人」としてカモリストに載せられ、他の詐欺電話もかかってくる

といった二次被害に遭う可能性があります。

 

今回の『コカ・コーラ福祉基金』のLI NEでも同様の被害の可能性がありますので注意しましょう。

 

 

今のところの情報では、『コカ・コーラ福祉基金』というコカ・コーラの名前を使ったフィッシング詐欺LINE(スパム)による詐欺とみて良いでしょう。

 

ちなみにナウル共和国といのは実在する国のようです。

まとめ

『コカ・コーラ福祉基金のLINEのURLはスパムで詐欺?開いたらどうなる?』と題してまとめてきました。

私は実際にこのLINEを受け取ったわけではありませんが、ツイッターなどを見ているとかなり出回っている様子です。

スパムメールは少し前に流行った手口なので、LINEで若い世代の子達や、ネットに慣れていない高齢者が被害に合わないことを願います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。