逃走中に子供やユーチューバーはいらない?邪魔やつまらないと言われる理由は?

5月5日のこどもの日に「逃走中」が4時間スペシャルとして放送されます。

「逃走中」は2004年から放送されているフジテレビの特番で、限られたエリアの中で、課される様々なミッションをこなしながら、ハンターから逃げた時間に応じて賞金が得られる鬼ごっこ。

また最近では子役やキッズユーチューバーの出演も増えており、5月5日放送分では8人の出演が予定されています。

しかし、ネット上では子供の出演が増えるにつれて「いらない」「邪魔」「つまらなくなった」との声が見受けられるようになりました。

今回はその理由についてまとめてみたいと思います。

5月5日放送に出演予定の子役やキッズユーチューバーは?

参戦が予定されている子役としては市川右近、石田星空(せら)、白鳥玉季、鈴木福の弟の鈴木楽など計8人。

ユーチューバーからHIKAKINとSEIKINの兄弟やフワちゃんが参戦するようで、キッズユーチューバーの参加はないようです。

子供の出演に対するネットの声

調べてみると、子供の出演者としては2015年の本田望結ちゃんが最初だと言うことが分かりました。

それ以来、何人も子役やキッズユーチューバーが出演している「逃走中」についてネットの声を集めてみました。

といった子供の出演に否定的な意見が多数見受けられます。

逃走中で子供がいらないと言われている理由は?

では、なぜここまで子供の出演者がいらないと言われているかの理由を挙げてみたいと思います。

理由①大人と体力差がありすぎて不利だから

まず純粋に大人と比較して単純に「走るのが遅いから」とも言われています。

やはりどうしても大人と子供とでは走る速さは違います。

しかもハンターの募集条件を調べてみると次のような条件を見つける事ができました。

・50m6秒5以下
・20mシャトルラン125回以上
・1500m走10分以下
・高校生以下NG
・身長180cm前後(175cm以下NG)
・喫煙者NG
・スピードを抑制できる

こういった審査基準をクリアしハンターに採用された大人と小学生の子供では、明らかに差がありすぎて楽しめなくなるようです。

理由②周囲の大人が気を使ってしまうから

子供が出演してしまうと、その子供を守ろうと周りの大人の出演者が犠牲になってしまうということもあるようです。

4月4日放送の逃走中でも、元阪神タイガースやメジャーリーグでもプレーした藤川球児さんがキッズユーチューバーを守ろうとおとりになり、ハンターに捕まってしまいました。

その姿に賞賛の声が多数寄せられたのも事実ですが、やはり逃走者とハンターとの真剣勝負を見たい視聴者にとってはもどかしく感じるようです。

そしてやはり芸能人ゆえ人気商売であるため、子供に接する態度で人間性が出ると思われたりもするため、子役やキッズユーチューバーに対して気を遣いすぎて力を出せないことが視聴者からも見て取れることがあるようです。

理由③本気で怖がっている子供がかわいそうだから

子供の中でも小学校低学年の子供もいるため、ハンターに対して本気で怖がっている姿がかわいそうという声もあるようです。

理由④ミッションに参加することができす、ただのかくれんぼになるから

「逃走中」が人気を得た要因として、ゲーム中に課されるミッションをクリアしてハンターの増加を防いだり、ハンターが侵入してくるエリアを塞いだりといった、スリルが楽しいといった声も聞かれます。

時には自らの犠牲を顧みず、ミッションに立ち向かう出演者に称賛の声が集められることもあります。

しかし、やはり子供ではそういったミッションに参加することが難しく、ただのかくれんぼになってハンターから逃げ切るだけということにスリル感が足りないと感じる人もいるようです。

理由⑤子供の知名度が高くないから

今回5月5日に放送される子供の出演者の名前を見ても、全員の顔と名前が一致する人はほとんどいないのではないでしょうか。

やはりある程度の知名度がある芸能人や有名人が逃走者として逃走し、ミッションをクリアしていくことによってその人の好感度などが変化したりしますが、そもそもがそんなに知名度がない子役やキッズユーチューバーですと、「この子は誰?」というところから始まり、ただの一般人が鬼ごっこをしているだけに感じてしまいます。

理由⑥上記のような理由で子供が非難の対象になる恐れがあるから

上述した4月4日分の放送で、藤川球児さんが守った子役がtwitterで炎上し、非難の対象となることがありました。

しかし、その出演した子役の子としても自分が出来る中で一生懸命やった結果。

やはり「逃走中」というゲーム性とキャスティング上の問題でミスマッチが起き、炎上するという被害が起きたことに心を痛めている方も多くいるようです。

まとめ

今回は「逃走中」に子供が参加することに対する否定的な理由をまとめてみました。

しかし、これらは子供が悪いと言うことではなく、「逃走中」のゲーム性の高さが生む参加者のミスマッチだと思います。

子供が参加する場合には年齢制限や特別ルール、子供でも参加できるミッションなどを用意してゲーム性を考える必要がありますが、長らく「逃走中」を見てきた筆者としては、それはそれで難しい問題なような気がします。